2011年 09月 20日
ぶらり途中で下車しないサンライトなコロ助探訪...
ということで、行ってきた...。
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まあ、題名は突っ込まないで欲しい...(る♂




 
これまで、訪問する時期が悪かったのか、訪問した日の条件が悪かったのか、それとも単に腕が悪いのか、あるエリアで結果として採れていない(数年来の宿題となっている)天牛がある...。

言うまでもなく、それはサンライトなコロ助であるが、日本に生まれたカミキリ屋であるならば、やはり聖域と言えるエリアで是非とも採っておきたいところである。

で、この日も十分に大虎を狙える条件ではあったものの、ここ数回の連敗で精神的に疲弊していることもあり、心機一転、コロ助ハントに出掛けることとした。




この日は朝からすでに30℃を越える大虎日和、こんな日に叩き網へ行くなど どこのアホかと自分をある意味鼓舞しながら、一気に亜高山域を目指す。


・・・ 笑走.com  ・・・


標高が上がるにつれて気温が下がってくるが、日差しが強いためか標高1,700m前後でも24℃...。

無論、下界よりは遥かに過ごしやすいものの、ここ的にはボンネットで目玉焼きが焼けるほどの灼熱地獄であった...。

これはヤバイに日に来ちまったな...。

まあ、来てしまったものは仕方ないので、準備を整えフェイスオフ。


「一体全体、これは何ですか?」と叩き網の正体を尋ねる観光客を華麗にスルーしながら林道へフェードイン。

この標高だとさすがに季節の進みが早いようで、すでに枯れ葉があちこに引っかかっている。

それらを適宜叩いていく。

が、やはりこの条件...、葉がパリパリであり、ハサミムシぐらいしか落ちてこない...。


川沿い、谷筋、北側斜面に狙いを変更する。


しばらく歩くと良さそうなエリアを見付けたため、そこで一叩に興じるとする。

こういう暑い日は「視線を低く」が肝要...。

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名前は調べていないが、無数にあるキク科の草本



ぬぬぬぬぬぬぬぬ!








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2コロ、呆気なくゲト...。

ネキ山や北海道で採ったものよりいずれも大型でカッコいい。


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ホンドアカガネカミキリ/本土銅天牛 [ Plectrura metalica yoshihiroi Takakuwa,1984 ]




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下草の半枯れ...。





ぬぬぬぬぬぬぬぬ!







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もう一コロ...。

これまであれだけ苦労しても採れなかったムシが呆気なくコロコロ転がり落ちてくる...。

宿題はひとまず@漸く終了。



で、コロ助ハントはいつの日からか「ハリブキで採る」ということが独り歩きしている感がある。そもそもは群馬昆虫学会誌「乱舞」でその旨の記載がなされており、加えて、カミキリ情報館での記事や私の採集記などで本種のハリブキでの採集を取り上げたため、ネットで情報収集を行っている場合は、そうなっている可能性はある。しかし「乱舞」の記載を今一度見てみると「A山(※)では、ナナカマド、カエデ類など生木や枯枝のビーティングで得られるが、特にハリブキのビーティングは効果的だった。しかしB方面(※)ではなぜかハリブキ枯葉からはほとんど採れない。〜後略。(乱舞No.12より)」とある。これは、私自身も同様なことを経験し、筆者ご本人にも採集地で直接確認している。

※:直接的な地名を伏せるため筆者変更

そんな感じで、基本的にはコブ叩きと同じように狙えば採れるので、ハリブキに固執する必要はないだろう。

もっとも、この辺の感覚は数年やっていれば自然に身に付くものだとも思うので、私があれこれ言う必要がそもそもないかも知れない...。

余談であった...。


その他のムシは以下の通り...。

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シラフヒゲナガカミキリ/白斑髭長天牛 [ Monochamus nitens (Bates,1884) ]


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ここのコブは相変わらず格調が高い、気がする...。

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コブヤハズカミキリ/瘤矢筈天牛 [ Mesechthistatus binodosus binodosus (Waterhouse,1881) ]



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写真左から:
クロハバビロオオキノコ [ Neotriplax atrata Lewis,1887 ]
マルヒョウタンゾウムシ [ Catapionus obscurus Sharp,1896 ]
ゾウムシの仲間
ガロアアナアキゾウムシ [ Dyscerus galloisi (Kono,1934) ]



色々と感謝...(る♂
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by rosalia_ferriei | 2011-09-20 00:01 | Insekten...


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