2010年 09月 30日
北三局...(二本場
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It's showtime...(る♂
 



さて、フィールドでの全ての作業を終え、疲労で刻一刻と意識の薄れる中、麓の町に戻る。

まずはコンビニで食料関係を調達するべく、しばらく探してみるも、どこにあるのか分らず...。

これ以上探すのも面倒なので、偶然行き着いたスーパーにて適当に見繕って吉とする。
*買ったおにぎりはみな米が硬く軽くショック...。


で、宿にチェックイン。

一応、ホテルにしたのだが、これまた昭和40年代を彷彿とさせる佇まいで、内装も却々ノスタルジック...。

部屋の電話はダイヤル式、当然インターネットは利用出来ない...。

まあ、偶にはこういう懐かしい宿もいいかも知れない。

因みに、宿泊客の殆どはツアーの観光客のようだ。


風呂上がりに、明日合流するエンリケさんから電話があり、落ち合う場所を大まかに決めて、あとは明日を待つばかり...。



早朝に目覚ましをセットして、そのまま意識消失の世界へ...。


・・・

ド・寝.com

・・・


【アラーム@アラーム@アラーム】

まだ日の出前だが、コブ叩きは後塵を拝すると厳しいため、早々に出発する。

チェックアウトをしようとフロントのカウンターで何度もベルを鳴らしたが、とうとう誰も出てこなかった...。

特に清算はないため「チェックアウトします...@るど」と置き手紙をして宿を後にする。

外はとても寒く、フリースのジャケットを着ていても震えてしまうほどだ。

つい先日までの熱帯夜が嘘のようである。

ポイント付近はもっと寒いだろうが、無事に採れるだろうか...。

幸い、夜中には雨が降ったようで、これは好条件となるだろう。

まあ、何であれ、トラップの集虫力に賭けるしかない。


ということで、びゅ〜〜んと標高を上げていく...。



間もなくポイントに到着、どうやら一番乗りのようだ。

ポイントの林道はまだ真っ暗であり、ライトと叩き網を持ってトラップの確認を行う。


まずは一ヶ所目...。
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うっしゃ〜〜! いきなりペアで落ちた!

黒い、黒い、黒い、黒いぜよ〜〜!

ライトアップされた黒いボディに感謝@感激、感動の嵐!


続いて2ヶ所目...。
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っしゃ〜〜! またペアだ!

っく〜〜、この黒さ、頬ずりしたくなる。


しかしながら、3ヶ所目、4ヶ所目はスカ...。


最後のトラップへと向う。

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陽が昇って周囲が明るくなってきた。

渾身の力を込めて、最終トラップを叩く...。

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サドコブヤハズカミキリ [ Mesechthistatus binodosus insularis Hayashi,1955 ]

ぬおおお、居てくれてありがとう...。


ということで、俄に仕掛けた私のショボいトラップでも5頭のコブが採れ、「ヌルど」は回避出来た。

さて、ここからは林道や登山道を徘徊しながらの普通のコブ叩き、本能の赴くままに叩いていきたい...。

タン、タン、タタン、タン!

タン、タン、タタン、タン!

タン、タン、タタン、タン!


う〜〜む、ヤマブドウ、ハンゴンソウ、イタドリ、ヤグルマソウ、フキ、ユズリハなど、枯れ具合と昨晩の雨とが相俟ってとても良い状態なのだが、どういう訳かコブが落ちない...。

ムシ屋の圧と私の怪気炎により一時的に個体数が減っているのかも知れない...。

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時間はあるので、行ける所まで行ってみる。

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う〜〜む、やはり落ちない...。


下山する方向に延びる道を見付けたので、下ってみる。

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おお、ここはどうよ?


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っしゃ〜! ・・・@携帯写真...。

やっと落ちた...。

この個体は頭部・前胸背、触角がかなり紅みを帯びている。

で、この周辺にて合計5頭を追加することが出来た。

10頭も採れたので、これ以上は無理をしなくてもいいだろう。


というわけで、ここで踵を返し、オサムシトラップの確認をしに行く。


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この山は牛を自由に放牧しているようで、あちこちに落ちている...。

コブ叩きに夢中になっていると、踏みまくるのでショック...。

様々な鮮度のブツがあるため、一応チェックもしてみたが、糞虫は見つからなかった...。

また、運が良いのか悪いのか、何故か牛とは一度も出会わなかった...。


さて、オサムシのトラップ、狙いは言うまでもなくこの島のマイマイカブリである。

この時期はやや厳しいという話しを良く聞くが、実際はどうだろうか。

今回は時間的な制約もあり、10個のコップ(さなぎ粉+すしのこ)を埋めた。


で、結果は....、なんと痛恨のオサムシヌルを喫してしまった...。

一応、入ったムシは下に貼っておく...。
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左から:
ホソヒラタシデムシ [ Silpha longicornis Portevin,1926 ]
オオクロツヤヒラタゴミムシ [ Synuchus nitidus (Motschulsky,1861) ]
コクロツヤヒラタゴミムシ [ Synuchus melantho (Bates,1883) ]



目ぼしい場所は概ねチェックしてしまったので、Ken爺さんやエンリケさんらを探しに行くこととした。

車をしばらく走らせると、向うから猛スピードでカーブを曲がってくる車と遭遇、運転手はエンリケさんであった...。

手前の林道で、Ken爺さん、千葉のMさん、エンリケさんのご友人らが採集しているとのことなので、そこまで行ってみる。


間もなく皆さんと合流、エンリケさんも直ぐに戻ってきた。


・・・

情報交換@談笑@作戦会議.com

・・・


というわけで、ドンな山を離れ、別ポイントへ行ってみることとなった...。

一端麓まで下り、目的のエリアを目指す。


途中、5人で低標高でのコブ叩きを適宜繰り返すも、結局、茶色いコブは落ちなかった...。

残念...。

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偶々見付けた凄いトチノキ、本州にあればギガン当確なご神木となるだろう。

また、車での走行中、地面を歩くキマワリをゲット出来たのは嬉しかった。


で、長い道のりを走った末、最終目的に到着。

本日の第2ラウンド開始。

各自が思い思いにフィールドに散っていく。

私は登山道を攻めてみることにした。

陽が高くなり、各所の乾燥が進んできたため、谷筋や川の近くを重点的にチェックしていく。

しかし、できる限り念入りに叩いたが、これがまた落ちない...。

うむむ、理由は分らないが、けっこう厳しいようだ...。

時間も微妙で、先日傷めた膝も心配になってきたため、ここでUターン。


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素晴らしい景色。

谷から吹いてくる涼風も心地良い...。


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またいつか来るとしよう...。

因みに、Ken爺さん、エンリケさんらはきちんとコブを落とされており、やはり私の腕が問題であったようだ...。


同行の皆さんにお礼とお別れを言って下山した。


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コシヒカリかな。

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海に出た...。

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折角島に来たので、海鮮モノを頼んだ...。


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出港の時間、さらば島...。

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復路は「すいせい号」...。

乗船後、エンジントラブルで出港が遅れて焦った...。

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2時間見続けたもの...。


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島の自然に感謝...(る♂



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謝辞:
事前に情報をいただいた皆さま、現地でお世話になった方々に御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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サドコブヤハズカミキリ [ Mesechthistatus binodosus insularis Hayashi,1955 ]



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上段左から:
キマワリ [ Plesiophthalmus nigrocyaneus nigrocyaneus Motshulsky,1857 ]
デオキノコムシの仲間(ヤマトデオキノコムシ?)
サビキコリ [ Agrypnus binodulus binodulus (Motschulsky,1861) ]

下段左から:
ミヤマオオハナムグリ [ Protaetia lugubris insperata (Lewis,1879) ]
クロコブゾウムシ?
ヒョウタンゾウムシの仲間

 

by rosalia_ferriei | 2010-09-30 00:06 | Insekten...


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